バイオレット 1981年 第29回サファリラリー総合優勝車
年式 | 1981年 |
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型式 | PA10型 |
全長 | 4,080mm | 全幅 | 1,600mm | 全高 | 1,390mm |
ホイールベース | 2,400mm |
トレッド(前/後) | 1,335/1,330mm |
車両重量 | 1,080kg |
エンジン | LZ20B型 (直4・4バルブ DOHC) 1,975cc |
最高出力 | 154kW(210ps)/7,400rpm |
最大トルク | 216N・m(22.0kgm)/5,600rpm |
サスペンション(前/後) | ストラット/4リンクコイル |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ディスク |
タイヤ | 175/70SR14 / 195/70SR14 |
その他 | 1981年 第29回サファリラリー総合優勝車、S・メッタ/M・ドウティ組、FIAグループ4仕様 |

2代目バイオレット(A10型)は、海外ラリーで並みいる強豪を押さえ込み、数々の栄光をつかみ、「技術の日産」、「ラリーの日産」を世界中にとどろかせました。このクルマは、1981年(昭和56年)にアフリカのケニアで開催された第29回サファリラリーで優勝を収め、同ラリー史上初の3連覇を達成した記念すべき車両(S・メッタ/M・ドウティ組)です。エンジンは、モータースポーツ専用の直列4気筒DOHC・1975ccで、最高出力215馬力を発揮したLZ20B型を搭載。正式エントリー車名は「バイオレットGT」、グループ4というカテゴリーに属しました。この年の日産チームは、ほかにグループ2仕様のバイオレット(エントリー名は160J)とブルーバード(910型)、シルビア(S110型)各1台を出場させ、1〜4位を独占しました。