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【ラリー】大陸を一周する1万6,000kmのコース

大陸を一周する1万6,000kmのコース

日産自動車が初めて参加した国際ラリーは、1958年8月20日〜9月7日に開かれた第6回豪州ラリー(正式名称:1958 Mobilgas Trial)。当時、世界最長を誇ったこの競技は、オーストラリア大陸を右まわりに一周する1万6,000kmの耐久トライアルで、余りにも過酷であるとのことからこの年を最後に中止になりました。
1958年は、世界各国から67台が参加。日本からはダットサン(210型)2台とトヨペット3台が出場、ダットサンがAクラス(1,000cc以下)優勝と4位に輝きました。ラリーの前年に発売されたダットサン210型は、日産初のOHVエンジン(C型)を搭載した意欲的なモデルで、1958年3月のロサンゼルス輸入車ショーに出品された後、9月から米国輸出が開始されました。当時の米国市場は、フルサイズカーが主流でしたが、豪州ラリーでの活躍が功を奏して翌年4月のニューヨーク自動車ショーでは大変な注目をあび、その後の対米輸出の基礎を築きました。

1958年豪州ラリー(Mobilgas Trial)コース図


K8308-5
鯉のぼりを掲げてゴールする19富士号。"58豪州ラリーに参加したダットサン210は、初出場ながら2台そろって完走、クラス優勝と4位の好成績を収めました


長距離走行に備えて燃料タンクを増設。


砂漠や原野を長時間走るため、助手席足元には航空機用のコンパス(方位磁針)が備えられている

【ラリー】バイオレット、サファリ4連覇を達成

バイオレット、サファリ4連覇を達成

"70年に570型ブルーバードで初の総合優勝を飾って以来、日産はサファリで圧倒的な強さを見せつけました。ブルーバード(P510)、フェアレディ240Z(HS30)の後を受けて"78年よりサファリに挑んだバイオレット(PA10)は、"79年から"82年にかけて、サファリ史上初の4年連続総合優勝をなし遂げています。"81&"82年の車両は、グループ4仕様(DOHC・16バルブ)でした。



グループ4仕様はDOHCのLZ20Bエンジンを搭載


ドライサンプのためオイルタンクはトランク内(左端)に設置

【ラリー】サファリラリーにおける日産チームの成績

サファリラリーにおける日産チームの成績

車名型式車両・ドライバー成 績優勝車備考
196311ブルーバード1200P31222 若林隆リタイアプジョー404
34 難波靖治リタイア
セドリックG3163 水田守リタイア
67 安達教三リタイア
196412ブルーバード1200P41096 若林 他4台リタイアフォードGT
セドリックG3139 J.ジーヴス総合20位
45 安達教三 他2台リタイヤ
196513ブルーバード1200SSP41014 B.ヤング 他2台リタイアボルボ
196614ブルーバード1300SSP4116 J.グリンリー 他1台総合5・6 位プジョー404クラス優勝
75 モックリッジ 他1台リタイヤ
196715セドリックH13014 J.エアード 他2台総合17・20・21位プジョー404
2 ハーマン 他1台リタイア
196816セドリックH1303 J.シン 他1台総合5・7位
12 グリンリー 他1台リタイア
ブルーバード1600SSSP51060 若林隆/増田勇夫リタイア
196917ブルーバード1600SSS P51035 J.グリンリー 他2台総合8・11・13位フォードRS
4 シモニアンリタイア
25 ジャマルディン 他2台総合3・5・7位
197018ブルーバード1600SSSP5104 E.ヘルマン 他2台総合優勝・2・4位3冠
1 サンダース 他1台リタイア
197119フェアレディ240ZHS3011 E.ヘルマン 他2台総合優勝・2・7位3冠
197220フェアレディ240ZHS3010 E.ヘルマン 他2台総合5・6・10位フォードRS
ブルーバードU 1800SSSP6103 O.アンダーソン総合12位
197321フェアレディ240ZHS301 S.メッタ総合優勝
6 アルトーネン 他1台リタイア
ブルーバードU 1800SSSP6109 H.カールストローム 他1台総合2・4位
*197422フェアレディ260ZRS3014 H.カールストローム総合4位三菱ランサー
HS30Z.リムトゥーラ総合5位
ブルーバードU 1800SSSP61016 R.アルトーネン総合6位
*197523バイオレット160JKP71014 Z.リムトゥーラ総合6位プジョー504
*197624バイオレット160JKP71010 H.カールストローム総合7位三菱ランサー
*197725バイオレット160JKP71017 R.アルトーネン総合2位フォードRS
*197826バイオレット160JPA106 R.アルトーネン総合3位プジョー504クラス優勝
197927バイオレット160JPA109 S.メッタ 他3台総合優勝・5・7・9位
198028バイオレット160JPA101 S.メッタ 他3台総合優勝・2・4・12位
H.カルストロームリタイア
198129バイオレットGTPA107 S.メッタ 他4台総合優勝・2・3・4・8位
198230バイオレットGTPA101 S.メッタ 他2台総合優勝・3・4
198331シルビア240RSBS11012 J.シャー総合4位オペル
1 S.メッタ 他2台リタイヤ
198432シルビア240RSBS1102 S.メッタ 他1台総合5・7位トヨタセリカ
198533シルビア240RSBS11017 M.カークランド 他1台総合3・6位トヨタセリカ
*198634シルビア240RSBS11012 J.シャーリタイアトヨタセリカ
198735シルビア200SXRVS1218 M.カークランド 他1台総合8・12位アウディ
198836シルビア200SXRVS1218 M.カークランド 他1台総合2・3ランチア
マーチターボK10GFTJ.H.ヘイズ総合10位
*198937シルビア200SXRVS127 M.カークランド 他2台総合2・6・11位ランチア
マーチターボK10GFT22 L.モーガン総合12位
*199038シルビア200SXRVS1211 V.プレストン Jr 他I第 リタイヤトヨタセリカ
199139パルサーGTIRRNN145 S.ブロンクビスト 他1台総合5・7位ランチア
*はワークスチーム不参加

K1912-33
"66年・第14回サファリラリーでクラス優勝を果たしたブルーバード1300SS(P411)

K2931-192
"69年・第17回サファリでは、1600SSS(P510がクラス優勝。日産はチーム優勝を獲得


"71年・第19回サファリには、フェアレディ240Zが登場。黄金時代を築いた

【ラリー】'70年に日本車初のサファリ総合優勝

’70年に日本車初のサファリ総合優勝

日産のサファリラリー挑戦は、1963年の第11回大会から始まりました。この時は、ブルーバード(P312)とセドリック(G31)でした。そして、挑戦4年目の1966年(第14回大会)に、日本車として初めてサファリラリーでクラス優勝を果たしました。この年はひどいウエットコンディションで、完走したのはわずか9台でしたが、ブルーバード(411)が2台完走、クラス優勝した6号車は急きょ空輸で日本に運ばれ銀座に展示されました。
この時の日産チームの活躍を本にしたのが、笠原剛三(当時の実験部長)著「栄光への5000キロ」。後に石原裕次郎主演で映画化されました。
その後、1969年にブルーバード(510)でクラス優勝とチーム優勝、翌年の第18回大会で総合優勝・クラス優勝・チーム優勝の完全制覇を成し遂げました。なお、映画「栄光への5000キロ」には、69年サファリの実写シーンがふんだんに使われています。


K3263-3
’70年サファリを制したのは4ハーマン/シュラー組。彼らは翌年はフェアレディ240Zで再び総合優勝を飾った

【ラリー】パルサーGTI-R(N14)の世界ラリー選手権での成績(1991〜1992年)

パルサーGTI-R(N14)の世界ラリー選手権での成績(1991〜1992年)

●1991年
開催日
ラリー名
車両
ドライバー/コ・ドライバー
成 績
優勝車
備考
3.27〜4.1第39回サファリラリー
(ケニア)
パルサーGTI-R(N14)



5 S.ブロンクビスト/B.メランダー
9 M.カークランド/S.サーティ
11 D.ルウェリン/P.ディークマン
*27 西山寛/杉浦弘樹
*41柑本寿一/三枝豊和
総合5位
〃7位
リタイヤ
総合17位
〃20位
ランチアWRC第4戦、4335.36km
出走57台/完走27台
6.2〜5第38回アクロポリスラリー      
(ギリシャ)
パルサーGTI-R(N14)


18 D.ルウェリン/P.ディークマン
9 S.ブロンクビスト/B.メランダー
*27 ストラティシーノ/L.パブリ
*49 西山寛/杉浦弘樹
総合9位
リタイヤ
総合11位
〃19位
ランチアWRC第6戦、1776.55km
出走94台/完走37台
グループN1位(27号車)
8.22〜25第41回1000湖ラリー
(フィンランド)
パルサーGTI-R(N14)
11 S.ブロンクビスト/B.メランダー
15 D.ルウェリン/P.ディークマン
総合9位
〃11位
ランチアWRC第9戦、1660.31km
出走148台/完走89台
11.24〜27第47回RACラリー
(英国)
パルサーGTI-R(N14)
12 S.ブロンクビスト/B.メランダー
22 D.ルウェリン/P.ディークマン
リタイヤ
ランチアWRC第14(最終)戦、1785.90km

●1992年
開催日
ラリー名
車両
ドライバー/コ・ドライバー
成 績
優勝車
備考
1.23〜29第60回モンテカルロラリー
(フランス/モナコ)
パルサーGTI-R(N14)
8 F.シャトリオ/M.ペラン
12 T.マキネン/S.ハルヤンヌ
総合7位
〃9位
ランチアWRC第1戦、3336.41km
2.13〜16第41回スウェディッシュラリー
(スウェーデン)
パルサーGTI-R(N14)6 S.ブロンクビスト/B.メランダー総合3位トヨタWRC第2戦、1674.05km
出走94台/完走46台
3.3〜7ポルトガルラリー
《ワークス不参加》
パルサーGTI-R(N14)

F.シャトリオ/M.ペラン
T.マキネン/S.ハルヤンヌ
*G.デ・メビウス/W.リュクス
総合6位
リタイヤ
〃13位
ランチアWRC第3戦、2211.17km
出走100台/完走30台
3.27〜4.1第40回サファリラリーパルサーGTI-R(N14)*西山寛/山口寿総合16位トヨタWRC第4戦
出走48台/完走21台W
5.31〜6.3第39回アクロポリスラリー
《ワークス不参加》
パルサーGTI-R(N14)*G.デ・メビウス/W.リュクス総合9位ランチアRC第6戦、1859.92km
出走74台/完走39台
グループN 1位
6.25〜28ニュージーランドラリー
《ワークス不参加》
パルサーGTI-R(N14)*藤本吉郎/市野諮総合6位トヨタWRC第7戦、2007.49km
出走76台/完走41台
グループN 3位
7.22〜25アルゼンチンラリー
《ワークス不参加》
パルサーGTI-R(N14)*西山寛/山崎洋一総合9位ランチアWRC第8戦、1818.61km
出走63台/完走31台
グループN 2位
8.27〜30第42回1000湖ラリーパルサーGTI-R(N14)

S.ブロンクビスト/B.メランダー
7 T.マキネン/S.ハルヤンヌ
*M.スンドストロム/J.ホンカネン
リタイヤ

総合13位
ランチアWRC第9戦、1562.10km
出走128台/完走61台
10.31-11.2アイボリーコーストラリー
《ワークス不参加》
パルサーGTI-R(N14)*西山寛/山口寿総合4位三菱WRC第12戦、2143.04km
グループN 1位
11.22〜25第48回RACラリーパルサーGTI-R(N14)

5 T.マキネン/S.ハルヤンヌ
12 S.ブロンクビスト/B.メランダ
*G.デ・メビウス/W.リュクス
総合8位
リタイヤ
〃15位
トヨタWRC第14(最終)戦、2496.54km
出走157台/完走101台
*グループN 1位
注)ワークス参加のイベントを中心にまとめてあります(*印はプライベーター)。なお、エントリー名はサニーGTI-R(現地名)です。
注)"92年FIAラリー選手権 Gr.Nクラスシリーズ優勝(G.デ.メビウス/W.リュクス)

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