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【レース】第1回日本GPとフェアレディ

第1回日本GPとフェアレディ

昭和38年(1963)5月、完成したばかりの鈴鹿サーキットで「第1回日本グランプリレース」が開催されました。埋め尽くした観衆は約20万人。なにしろ初のビッグイベントに鈴鹿は異様な雰囲気に包まれていました。
そんな中、スポーツカーレースB-II(1,301〜2,500cc)に出場したのがフェアレディ1500(SP310型)。ドライバーは田原源一郎選手でした。公式予選を3位で通過した田原選手は、決勝でスタートダッシュに成功して先頭に立ち、そのままトップでゴールイン。「外国車勢が絶対に有利」と思われたこのクラスで、フェアレディ1500はトライアンフTR4、MG-B、フィアット、ポルシェなど欧州名門スポーツカーの追撃を振り切り、しかもベストラップ(3分14秒4)までマークするというパーフェクトな勝利を飾ったのでした。この日の勝利は日産にとって記念すべき勝利でしたが、同時に日本の自動車界にとっても輝かしい記録でした。それまで仰ぎ見ていた自動車先進国のスポーツカーを実力勝負の場で打ち負かしたからです。



第1回日本GPでコースインを待つ田原選手のファレディ1500。G型エンジンはSUツインキャブ(北米仕様)の装着で標準の71psから80psにアップ

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